
この記事は、青山学院幼稚園・東洋英和幼稚園・枝光会附属幼稚園を2🌸の経験者が書きましたので、お役に立てると思います。
この記事を読めば、幼稚園受験の親子面接の流れがわかります。
幼稚園受験を経験したからこそわかる、実際の親子面接の内容、また「こうしておけばよかった」という経験談もお伝えします。
この記事がおすすめな人
・幼稚園受験の親子面接を知りたい人
・幼稚園受験の親子面接についてイメージがついていない人
・幼稚園受験の親子面接をしっかり準備して進めたい人
はじめての幼稚園受験で、どのように親子面接を準備したらよいのか、わからない人も多いかと思います。
🤔「何から始めたらよいのかしら?」
🤔「どのような流れで面接が行われるのかしら?」
🤔「面接に向けて何を準備したらよいのかしら?」
有名大学の付属幼稚園に入学することで、大学までエスカレーター式で進学できるのが幼稚園受験です。
そのため、幼稚園受験に向けてしっかり準備したいと思っていることでしょう。

この記事を読んで、幼稚園受験の親子面接の流れを、しっかり把握しておきましょう!
この記事では、親子面接の流れを説明していますので、親子面接の心構えや、親子面接で質問されることは、下記の記事をご確認ください。
・幼稚園受験の願書・面接の重要性・事前準備
・面接対策 質問例10選! | 一問一答!
幼稚園受験の親子面接って、そもそもどんな意味があるの?
一般の幼稚園と有名私立の幼稚園では、親子面接の位置づけが異なります。
一般の幼稚園の場合は、幼稚園で問題なく集団生活できるかの確認になりますが、有名私立の幼稚園では、合否の判断基準に大きく関わります。
そのため、親子面接は、幼稚園側がご家族の雰囲気を直接確認できる貴重な機会となります。
それぞれの幼稚園に教育理念があるように、それぞれのご家族にご家庭の雰囲気がございます。
もし幼稚園の教育理念とご家庭の雰囲気がかけ離れてしまっていると、お子さんが楽しく幼稚園に通えないだけではなく、ほかの園児に影響を与えてしまう心配もございます。
そのため、親子面接によってご家庭の雰囲気を確認する必要がございます。
また、幼稚園受験では願書を提出しますが、願書だけではお子さんの個性や普段の様子、ご両親の育児の関わり方などを把握できません。
そのため、親子面接を通して、お子さんの様子やご両親の育児への関わり方を、幼稚園側は把握したいと思っております。

ママとお子さんの雰囲気は似ていることがほとんどですが、そこにパパが入ると雰囲気が変わって見えますので、家族一丸となって親子面接に臨むのが大切ですね!
幼稚園受験の親子面接の時間
幼稚園受験の親子面接は、ほんのごくわずかな時間です。
時間にして、長くて10分、幼稚園によっては5分で終わるところもございます。
お子さんは長い時間に耐えられる年齢ではありませんし、受験される人数も多くなるため、親子面接は限られた時間になってしまいます。
その限られた親子面接の中で、ご家庭の雰囲気を伝えたり、志望動機を伝えることが必要ですので、事前にしっかり準備しておきましょう。
また、親子面接の雰囲気は、幼稚園によってはドライな感じ(事務的な淡々とした雰囲気)の幼稚園もありますので、そのような雰囲気の中でも、しっかりご家庭のことをお伝えする必要がございます。
幼稚園の志望動機、ご家庭のご様子、教育方針など、ハキハキとお伝えするために、「ぜひ幼稚園にご縁をいただきたい」という強い熱意と、「うちの家庭はこんなに素晴らしいんです」「このような教育方針でしっかり子育てしています」と自信を持って、親子面接に臨まれるようにしてください。
親子面接の流れ
園門から待合室まで
最寄駅から園門まで歩き、園門で先生や守衛さんがいらっしゃれば、ご挨拶して、園内に入ります。
「語先後礼」で、まず相手の目を見て明るく「おはようございます」「こんにちは」と言い、続けてお辞儀をします。

挨拶するときは、一度止まってから挨拶をする習慣を身につけておきましょう!
お子さんも一緒にご挨拶できたら、とても良いです。
ただ、お子さんが挨拶できなかったとしても、気にせずに、そのまま進みましょう。
間違っても、「ほら、ご挨拶は?」と言わないように注意しましょう。

お子さんが自然と挨拶できるように、日頃からがんばりましょう!
もし挨拶できなくても、「そういうときもある」と大きい心で過ごしましょう!
基本、園門から待合室まで、紙や口頭でご指示がございますので、そのご指示通りに進みましょう。
下駄箱では、外靴から上履きに履き替えます。
親子3人がスムーズに外靴から上履きに履き替えられるように、練習しておきましょう。
父親は自身の靴を履き替え、母親が自身と子供の靴を履き替えさせるパターンが多いようです。
外靴や上履きを入れる袋は、極力音が出ないように、ビニール袋などは避け、ナイロン製の靴袋を用意するのがおすすめです。

※その他の持ち物については、こちら(【実録】【実際に買った】持ち物ガイド | 幼稚園受験で事前に買っておくべき持ち物 | 便利グッズも紹介)の記事をご確認ください。

幼稚園によっては、下駄箱でも先生がチェックしていることもありますので、ご注意ください!
下駄箱で上履きに履き替えた後は、待合室に移動しましょう。
待合室では、絵本や折り紙で、静かに待ちましょう。
座って待っている時の態度、腕を組む、足を組むのは、横柄な態度に見えてしまうので、控えましょう。
学校内での、態度や所作への意識を持ち続けることが大切です。

待合室では、絵本が用意されていますので、その絵本を読むか、持参した絵本や折り紙で、静かに待ちましょう!
待合室から面接室まで
待合室で待っていると、順番に呼ばれますので、ご指示通りに移動します。
そして、順番になると、面接室へ促されますので、ご指示通りに面接室に入ります。
扉が閉まっている場合はノックして、室内から「お入りください」等と促されますので、それから入室します。
扉が開いている場合は、ノックせずに入ります。

扉をノックするときは、コンコンコンと3回ノックするのを忘れずに!
2回ノックはトイレノックですので、ご注意を!
入室時に、親子がまとまりをもって入ることが大切です。
父親がノックして、笑顔”で、ドアを両手で開けて、「失礼いたします!」と入室します。
父親に続いてお子さん、母親が入室しましょう。
母親が入室して扉を閉めた後に、、先生と目を合わせ、「本日はよろしくお願いいたします。」と家族でタイミングを合わせて一礼しましょう。

緊張していることもあり、父親が先に移動してしまうことは、あるあるみたいなので、ご注意を!
そして、ご指示に従って、荷物を置くようにしましょう。
間違っても、勝手に荷物を置くことのないように。
もし、ご指示がない場合は、荷物は椅子の横に置くようにしましょう。
荷物を置いたり、準備が整ったら、父親、お子さん、母親の順で椅子の前へ移動して、「○○と申します。よろしくお願いいたします。」と一礼します。
「お座りください」などの合図で「失礼いたします」と言って座りましょう。
面接は先生が主導しますので、ご指示に従って面接開始となります。
面接室で親子面接
面接室で、親子面接を5分から10分程度行います。
志望動機や教育方針、お子さんとの関わり方などを聞かれます。
※質問について、詳しくはこちらをご確認ください。
・面接対策 質問例10選! | 一問一答!
面接室から退室まで
面接が終わると、先生が合図を出したり、「これで面接は終了です」と教えてくださいますので、まずは「ありがとうございました。」とお礼を言いましょう。
そして、家族で立ち上がり、もう一度「本日はお忙しい中お時間を頂戴し、ありがとうございました。」などと、最後の一句でお礼を伝えましょう。

お子さんが一緒に言えればとても良いです!
子供はそろわなくても、自分の言葉でご挨拶できれば印象がとても良いです!
幼稚園の中には、お子さんがおもちゃで遊んでいる場合がありますので、お子さんがお片づけをするのを待ちましょう。
ただ、お子さんのお片付けが長引くようなら、一言、先生にお声がけをして、お子さんと一緒におもちゃを片付けましょう。
そして、父親、お子さん、母親の順で、扉まで行き、振り返って揃って「それでは、失礼いたします!」と一礼して、退出しましょう。
退室から退園まで
退出した後は、ご指示に従いながら、迅速に下駄箱で外靴に履き替えて、退園しましょう。
ゆっくりと退園して、お子さんがぐずったり、園庭で遊びたくなってしまわないように、すぐに帰りましょう。
また、どこで誰が見ているかわかりませんので、最寄り駅に着くまでは気を抜かないように注意しましょう。

園庭を見たお子さんが、園庭で遊びたくなってしまうのは、あるあるですので、要注意です!
親子面接のポイント
「語先後礼」で、まず相手の目を見て明るく「おはようございます」「こんにちは」と言い、続けてお辞儀をすることを心がけましょう。
どこの幼稚園でも共通するのはモンスターペアレンツと思われないこと、清潔感を保ち常識ある家族と認識されることです。
面接室での入退室など、家族の一体感が見られていますので、ご注意ください。
また、学校内での、態度や所作への意識を持ち続けましょう。
座って待っている時の態度、腕を組む、足を組むのは、横柄な態度に見えてしまうので、控えましょう。
子供が気を付けるべきは、「先生の質問に対して、何かしら回答する。」「泣かない。」「面接時の姿勢。」この3点です。
むしろ、親が「子供に助け舟を出さない。」「面接中に子供に怒らない」などは注意が必要です。
終始温かい目で、子供を見守るように見るスタンスが基本です。
まとめ
親子面接は、一連の流れをイメージしながら練習することが大切です。
特に、入退室は家族の一体感が見られますので、練習を繰り返すことが大切です。
ポイントを押さえながら、ぜひ練習をしてください。
面接の先生をぬいぐるみにすると、お子さんもよろこんで練習してくれるかもしれません。
実際に、ぬいぐるみを先生に見立てて、入退室と面接練習すると、子供もウキウキで練習してくれました。
親子面接の心構えや、親子面接で質問されることは、下記の記事をご確認ください。
・幼稚園受験の願書・面接の重要性・事前準備
・面接対策 質問例10選! | 一問一答!
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