【実録】青山学院幼稚園の実際の説明会の様子 | 幼稚園受験

絶対合格!幼稚園受験
この記事は約13分で読めます。

この記事は、青山学院幼稚園・東洋英和幼稚園・枝光会附属幼稚園を2🌸の経験者が書きましたので、お役に立てると思います。

この記事を読めば、青山学院幼稚園の説明会のイメージがつきます。
実際に参加したからこそわかる、青山学院幼稚園の説明会、また「こうしておけばよかった」という経験談もお伝えします。

この記事がおすすめな人
・青山学院幼稚園の受験を考えている人
・青山学院幼稚園の説明会を事前に知りたい人
・青山学院幼稚園の説明会の内容を知りたい人

青山学院幼稚園の説明会は、何時に行けばよいのか、どれぐらい時間がかかるのか、知りたい方も多いと思います。
🤔「何時ごろに行けばよいのかしら?」
🤔「どのぐらい時間がかかるのかしら?」
🤔「どのような流れなのかしら?」

大学までエスカレーター式で進学できるのが幼稚園受験です。
そのため、幼稚園受験に向けてしっかり準備したいと思っていることでしょう。

この記事を読んで、青山学院幼稚園の受験をしっかり準備しましょう!

説明会の持ち物やチェック項目は、「【幼稚園受験】説明会でのチェック項目 | 願書・面接のために!」の記事で確認してください。

※2024年に現在の園舎から新園舎に移動するようですので、ご注意ください。

説明会の日程

青山学院幼稚園の説明会は、1回だけで、例年7月に行われます。
2024年の場合、7/20(土)10時からです。
(説明会の日程は、こちらの青山学院幼稚園のHPより)
※2023年は7/22(土)14時から、2022年は7/23(土)14時からでした。

説明会は1回のみで、お子さんの同伴は不可で、予約の必要はありません。

1回しか説明会が開かれないため、受験希望の方は必ず参加しましょう!
身分証やお子さんの年齢を確認されることはありませんでしたので、受験年以外の方も参加できそうでした!

周辺施設

青山学院幼稚園の最寄り駅は、表参道駅です。
表参道駅の中に、オムツを変えられるスペースもあります。

また、周辺にはスタバやプロントなどのカフェもあります。
※茶珈堂は、青山学院の関係者の方も多そうなので、受験の前後で行くのは怖いかなと思いました。

受験の当日をイメージしながら、説明会に参加すると良いと思います!

※青山学院幼稚園の受験当日の様子は、「【実録】青山学院幼稚園の実際の受験の様子 | 幼稚園受験」の記事で確認できます。

説明会の流れ(2023年7月22日の場合)

会場は青山学院講堂でした。
説明会は、約1時間で終わります。
※講堂で行われるため、スリッパは不要でした。

14:00 開始
14:00 説明会前の礼拝(約15分)
14:15 山本院長先生のお話(約10分)
14:25 青山学院幼稚園の沿革の映像(約5分)
14:30 石橋主事からの幼稚園の保育の説明(約15分)
14:45 年少・年中・年長の担任による幼稚園の様子(各5分)
15:00 青山学院初等部部長の小野先生のお話(約10分)
15:10 事務長の中垣先生による願書の注意事項
15:15 終了
説明会終了後に質問などをロビーで受け付けてくれました。

説明会が始まる前

ホールに入る前に、願書を購入しました。
※願書の中には、青山学院幼稚園のパンフレットや願書が入っていますので、早めに到着して、資料に目を通すのが良いかと思います。

願書購入のため、封筒に「青山学院幼稚園」と記載して、3部分(3,000円)を用意しておりましたが、封筒から出して購入するため、「青山学院幼稚園」の記載は不要だったなと思います(封筒に入れておくのは丁寧だと思いますが)

ホールに入るときに、名前の確認などはありませんでした。
そのため、早く到着しておくと、受験に有利ということもないのかなと思います。

13:20(説明会の40分前)
40人程度、保護者が集まっておりました。
※到着順に座り、2-3列目あたりに座りました。

13:45(説明会の15分前)
400人程度、保護者が集まり、山本院長もいらっしゃいました。

13:55(説明会の5分前)
700人程度、保護者が集まり、堀田理事長もいらっしゃいました。

説明会前の礼拝

石橋主事より、青山学院は礼拝を大切にしていて、説明会の前にも礼拝を捧げますと説明があり、礼拝が行われました。

讃美歌を捧げ、聖句を拝読し、聖句の紹介をしました。

讃美歌461番(主われを愛す)
聖句:マタイによる福音書 5章13-16節
「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。
あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。
また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。
そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」

※青山学院スクール・モットーである「地の塩、世の光」の聖句です。
(青山学院スクール・モットーは、こちらの青山学院のHPより)

「ひと時の黙想 主と歩む365日」の12月31日の聖句を紹介してくださいました。

山本院長先生のお話

山本院長先生は、青山学院のスクールモットーや幼稚園の特色などを説明してくださいました。

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青山学院は2024年で150周年を迎えます。
キリスト教に基づいて教育しており、幼稚園でも「地の塩、世の光」をテーマとして、愛と奉仕の精神をもって成長するように願っております。

「地の塩、世の光」とは、世の人に責任を持つという意味です。
すべての人のために祈ってあげ、幼稚園を休んだ人のために祈ってあげ、子供の年齢に合わせた責任を持てるようにすることです。

青山学院幼稚園は、遊びを中心とした教育をしております。
子供のやりたいこと、見たいこと、その思いの中から、遊びが生まれます。

現代社会は、課題を見つけ、解決する力が求められおります。
課題を自発的に見つけ、集団で解決する力、つまりアクティブラーニングが求められています。
そのため、各個人に主体性が求められいます。

幼稚園は40人の子供を、各自の個性に合わせて育て、家庭と共に子供を育てていきます。
青山学院幼稚園は、給食やバスはなく、送迎で一緒に歩く時間や、家庭での時間も大切にしています。
幼稚園の先生だけでは教育はできませんし、父母だけでも教育はできません。
幼稚園と父母が一緒になってお子さまを育てていきましょう。

最後にお願いがあります。
幼稚園受験では、子供に過度なプレッシャーをかけず、子供の主体性をもって、受験を楽しめるように準備していただけたらと思います。

青山学院幼稚園の沿革の映像

5分ぐらいの映像で、メソジスト監督教会の流れを汲んで創立された話などが紹介されました。

石橋主事からの幼稚園の保育の説明

石橋主事が、青山学院幼稚園でのルールについて、話してくださいました。
・キリスト教を大切にしていること
・共働きよりは子供に専念できる方が望ましい
・入園後のルールについて

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日曜日に教会で礼拝をして、1週間を始めてください。

聖書の話を紹介します。
イエス様はガリラヤ湖畔で出自を語っていました。
その時に、群衆の中から、子供がイエス様の前に来てイエス様の顔を見ようとしたが、イエス様の弟子は子供を止めようとしました。
しかし、イエス様は子供がイエス様のところに来たいようにしなさいと伝えました。

マタイによる福音書/ 19章 13-15節
そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。
しかし、イエスは言われた。「子供たちを来させなさい。わたしのところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」
そして、子供たちに手を置いてから、そこを立ち去られた。

この聖句の意味は、
子供は自分でできないので、信じられる大人に身をゆだねますが、そのようにゆだねる人が天国に行きます。
自分をつくられた神様を信じることで、安心して人生を歩めるのです。

青山学院幼稚園は、遊びを中心にしております。
登園をすると、まず自分で遊びを見つけます。
保育者は、子供が遊んでいる時には、時に高い目標を持たせて達成感を味あわせてたり、集団で本を読んだりもします。

子供の成長は、保育者だけではなく、親にも参加していただき、お弁当作りや保護者会などと連携して行っております。
両親が共働きで仕事をしている人もいらっしゃいますが、送迎や保護者会もあるので、お子さまに専念できる方がいらっしゃると良いかと思います。
幼稚園が終わった後は、別の場所に預けるのではなく、家で過ごすようにしてください。

■青山学院幼稚園に入園したら
1,入園後は、しばらく親に幼稚園にいてもらいます
2,毎週、教会に行くことを約束してもらいます
3,交通は公共交通機関で送迎してもらいます
4,他のところに預けないでください
5,オムツではなく、トイレでしてください
6,下の子は、幼稚園まで入れません
※幼稚園に慣れてしまうと、入試の公平性が保てなくなってしまうため。
7,幼稚園から初等部に進学してもらいます

年少・年中・年長の担任による幼稚園の様子

年少・年中・年長の担任の方が、各学年の様子を教えてくださいました。
年少→年中→年長と、成長してく過程を説明してくれました。

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■年少
4月は、幼稚園に登園して、新しい先生、新しい環境に慣れることを目標にします。
親の手を握って一緒に過ごす子供もいます。

はじめは、友人をつくることではなく、自分の好きなモノ・好きな遊びを見つけて、保育者と一緒に楽しいという心を芽生えさせる時期です。

ある夏の日、アゲハチョウの卵を持ってきて、ケースで飼っていました。
A君は、アゲハチョウの卵に夢中になって、いつ生まれるのかと保育者に聞いたが、保育者もいつ生まれるかはわかりません。
A君は、卵を観察して、卵からアゲハチョウが出てくると、神様が出てきて良いよと言ったから出てきたんだねと言いました。
神様の与えてくれる命の大切さを知った瞬間でした。

遊びを通して、神様を知り、遊びを通して、他者を知ります。
自分の好きなことに没頭しながら、友人と遊ぶようになる。

そして、年中に進級します。

■年中
1年かけて、幼稚園に安心した子は年中になります。
進級して、魚釣りごっこ、冒険ごっこなど、いろいろな遊びができるようになります。

ある日、製作を楽しむB君が、ソリで遊んでいたが、ソリがなかなか滑らず、困っていました。
ビニールを敷いても滑らず、試行錯誤して、最後に水を流して、友達がソリで滑れるようになりました。
ソリで友人が楽しく滑っているのを見て、B君は喜んでいました。
作る喜びから、作ったもので友人が楽しむ喜びを見出した瞬間でした。

保育者は手伝いながら、友だち同士をつなげたりします。
遊びに入れてもらえないと、子供は悲しみますので、保育者は遊びに参加できるように支えています。
心揺さぶられる経験を通して、子供は大きくなっていきます。

卒園式では、年中はアーチの輪をつくり、そのアーチを年長がくぐっていきました。
年長を送り出して、年中は喜びを胸に年長に進級しました。

■年長
幼稚園で一番上という思いで、思う存分遊びます。
缶蹴りなど、毎日園庭で、なにを遊ぶか相談します。

いざ、遊びが始まっても、今のはアウトじゃないか?、オニが多いんじゃないか?ともめて、遊びが中断したりしますが、どうしたら良いかを保育者と考えます。

7月の軽井沢キャンプでは、昆虫を見つけて、自然の中で遊びます。
親と離れ、自分ことは自分でして、友人と遊び、人間関係が広がっていきます。

子供は、日々神様にお祈りし、恵みを受けています。
降誕会で、羊飼いなどの役をしながら、一人ひとりが大切な役割をして降誕劇をします。

仲間と力を合わせる中で、楽しみを知り、希望を持って、初等部に進学します。

初等部部長の小野先生のお話

小野先生が、青山学院初等部のことについてお話してくださいました。
・青山学院の一貫教育の特色について
・初等部で大切にしている精神『隣人を自分のように愛しなさい。』
・賜物を磨くための総合の時間について

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一般に、一貫教育のことをエスカレーターと言ったりもしますが、エスカレーターは立っていたら、勝手に登っていきます。
そのため、青山学院をエスカレーターと表現するのには違和感があります。

青山学院の一貫教育は、階段があり、それを1段1段登っていくイメージです。
幼稚園は、子供の花園の中で生きていきます。
初等部は、時間や科目で分けられて生活します。
その中で、自分のしたいことを発揮していきます。

そのため、幼稚園と初等部は、段差があります。
初等部に入ると、その段差を頑張って登らないといけません。
幼稚園、保育園、こども園、インタースクール、いろいろな場所から初等部に進学してくるので、いろいろな段差があります。
そのような段差の積み重ねが、青山学院の教育です。

初等部は、『隣人を自分のように愛しなさい。』という聖句を大切にしています。
初等部は緑色の児童手帳を持っていて、その中にマタイ22章39節が書いてあります。
マタイによる福音書/ 22章 39節
第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』
宣教師ドーラ・E・スクーンメーカーたちは、日本にキリスト教育をしたいと思い、自分の力を使って青山学院を創設しました。
その時に、会ったこともない日本人を隣人と考え、その隣人のために青山学院を創設しました。

また、初等部では、賜物(たまもの)を磨く訓練をしています。
初等部では総合活動の時間を持っていて、みんなのためにアイディアを出す時間です。

5-6年生は、15のプロジェクトを持って、学校のためにいろいろな活動を行います。
5-6年生のプロジェクトの中に、購買部の売上を上げるプロジェクトがありました。
購買部には、売上が上がらない時期があったので、ポイントカードをつくって、売上をあげようとしました。
その結果は、4年後に初等部に入学してからのお楽しみです。

購買部の売上をグラフにすることで、売り上げを観察し、
どうしたら、売上が上がるのかと問い、
ポイントカードで売上が上がるかなと仮説を立て、
実際に施策をして、実行する
このような流れで、賜物を磨いております。

学校の外でも、賜物を磨けます。
1・2年生は、生活しやすい所で、
3・4年生は、山小屋を作り、山登りをして、食事も自分で作り、
5-6年生は、1週間海で遠泳をしました。
また、6年生は、行事を自分たちで分担して、運営したりもします。

6年生までに約50日間、賜物のために時間を使い、周りのために、賜物を使います。
隣人を自分のように愛して、賜物を使っております。

事務長の中垣先生による願書の注意事項

願書を書き損じたら、二重線で訂正して修正する旨をお伝えしてくださいました。

また、幼稚園での生活や面接などの質問などは、説明会後にロビーの1階で受け付けることを教えていただきました。

説明会終了後

15:15に説明会は終了し、ロビーの1階にて質問やお話する時間を設けてくださいました。

面接での緊張を和らげるためにも、石橋主事にご質問やお話をするのが良いと思います。

説明会のまとめ

1,説明会の前に、受験当日をイメージしながら、周辺施設を確認しましょう。
2,説明会の40分前に到着して、購入した資料に目を通しておきましょう。
3,願書に記載する内容、面接で話す内容を、意識しながら、説明会の話を聞きましょう。
4,説明会後に、石橋主事などに質問やお話をして、面接時に緊張しないように心がけましょう。

説明会で願書を購入したら、願書の記入など、いよいよ受験が本格的に始まっていきます!
体調を整えながら、最高の結果を得られるように、ファイトです!

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