この記事は、青山学院幼稚園・東洋英和幼稚園・枝光会附属幼稚園を2🌸の経験者が書きましたので、お役に立てると思います。
この記事を読めば、青山学院幼稚園の説明会のイメージがつきます。
実際に参加したからこそわかる、青山学院幼稚園の説明会、また「こうしておけばよかった」という経験談もお伝えします。
この記事がおすすめな人
・青山学院幼稚園の受験を考えている人
・青山学院幼稚園の説明会を事前に知りたい人
・青山学院幼稚園の説明会の内容を知りたい人
青山学院幼稚園の説明会は、何時に行けばよいのか、どれぐらい時間がかかるのか、知りたい方も多いと思います。
🤔「何時ごろに行けばよいのかしら?」
🤔「どのぐらい時間がかかるのかしら?」
🤔「どのような流れなのかしら?」
大学までエスカレーター式で進学できるのが幼稚園受験です。
そのため、幼稚園受験に向けてしっかり準備したいと思っていることでしょう。
この記事を読んで、青山学院幼稚園の受験をしっかり準備しましょう!
説明会の持ち物やチェック項目は、「【幼稚園受験】説明会でのチェック項目 | 願書・面接のために!」の記事で確認してください。
※2024年に現在の園舎から新園舎に移動するようですので、ご注意ください。
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説明会の日程
青山学院幼稚園の説明会は、1回だけで、例年7月に行われます。
2024年の場合、7/20(土)10時からです。
(説明会の日程は、こちらの青山学院幼稚園のHPより)
※2023年は7/22(土)14時から、2022年は7/23(土)14時からでした。
説明会は1回のみで、お子さんの同伴は不可で、予約の必要はありません。
1回しか説明会が開かれないため、受験希望の方は必ず参加しましょう!
身分証やお子さんの年齢を確認されることはありませんでしたので、受験年以外の方も参加できそうでした!
周辺施設
青山学院幼稚園の最寄り駅は、表参道駅です。
表参道駅の中に、オムツを変えられるスペースもあります。
また、周辺にはスタバやプロントなどのカフェもあります。
※茶珈堂は、青山学院の関係者の方も多そうなので、受験の前後で行くのは怖いかなと思いました。
受験の当日をイメージしながら、説明会に参加すると良いと思います!
※青山学院幼稚園の受験当日の様子は、「【実録】青山学院幼稚園の実際の受験の様子 | 幼稚園受験」の記事で確認できます。
説明会の流れ(2023年7月22日の場合)
会場は青山学院講堂でした。
説明会は、約1時間で終わります。
※講堂で行われるため、スリッパは不要でした。
14:00 開始
14:00 説明会前の礼拝(約15分)
14:15 山本院長先生のお話(約10分)
14:25 青山学院幼稚園の沿革の映像(約5分)
14:30 石橋主事からの幼稚園の保育の説明(約15分)
14:45 年少・年中・年長の担任による幼稚園の様子(各5分)
15:00 青山学院初等部部長の小野先生のお話(約10分)
15:10 事務長の中垣先生による願書の注意事項
15:15 終了
説明会終了後に質問などをロビーで受け付けてくれました。
説明会が始まる前
ホールに入る前に、願書を購入しました。
※願書の中には、青山学院幼稚園のパンフレットや願書が入っていますので、早めに到着して、資料に目を通すのが良いかと思います。
願書購入のため、封筒に「青山学院幼稚園」と記載して、3部分(3,000円)を用意しておりましたが、封筒から出して購入するため、「青山学院幼稚園」の記載は不要だったなと思います(封筒に入れておくのは丁寧だと思いますが)
ホールに入るときに、名前の確認などはありませんでした。
そのため、早く到着しておくと、受験に有利ということもないのかなと思います。
13:20(説明会の40分前)
40人程度、保護者が集まっておりました。
※到着順に座り、2-3列目あたりに座りました。
13:45(説明会の15分前)
400人程度、保護者が集まり、山本院長もいらっしゃいました。
13:55(説明会の5分前)
700人程度、保護者が集まり、堀田理事長もいらっしゃいました。
説明会前の礼拝
石橋主事より、青山学院は礼拝を大切にしていて、説明会の前にも礼拝を捧げますと説明があり、礼拝が行われました。
讃美歌を捧げ、聖句を拝読し、聖句の紹介をしました。
讃美歌461番(主われを愛す)
聖句:マタイによる福音書 5章13-16節
「あなたがたは地の塩である。だが、塩に塩気がなくなれば、その塩は何によって塩味が付けられよう。もはや、何の役にも立たず、外に投げ捨てられ、人々に踏みつけられるだけである。
あなたがたは世の光である。山の上にある町は、隠れることができない。
また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。
そのように、あなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行いを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。」
※青山学院スクール・モットーである「地の塩、世の光」の聖句です。
(青山学院スクール・モットーは、こちらの青山学院のHPより)
「ひと時の黙想 主と歩む365日」の12月31日の聖句を紹介してくださいました。
山本院長先生のお話
山本院長先生は、青山学院のスクールモットーや幼稚園の特色などを説明してくださいました。
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青山学院は2024年に150周年を迎えます。
キリスト教に基づいて教育しており、幼稚園でも「地の塩、世の光」をテーマに、愛と奉仕の精神を持って成長することを願っています。
「地の塩、世の光」とは、他者への責任を持つことを意味し、すべての人のために祈り、子供たちが年齢に応じた責任を持てるようにすることです。
青山学院幼稚園は、遊びを中心とした教育を行っており、子供のやりたいことや見たいことから遊びが生まれます。
現代社会では、課題を自発的に見つけ、集団で解決する力(アクティブラーニング)が求められ、各個人に主体性が必要です。
幼稚園では、40人の子供たちを各自の個性に合わせて育て、家庭と共に成長を支えます。
給食やバスはなく、送迎で一緒に歩く時間や家庭での時間を大切にしています。教育は幼稚園の先生だけでなく、父母と一緒に行うものです。
最後に、幼稚園受験では、子供に過度なプレッシャーをかけず、主体性を持って受験を楽しめるように準備してください。
青山学院幼稚園の沿革の映像
5分ぐらいの映像で、メソジスト監督教会の流れを汲んで創立された話などが紹介されました。
石橋主事からの幼稚園の保育の説明
石橋主事が、青山学院幼稚園でのルールについて、話してくださいました。
・キリスト教を大切にしていること
・共働きよりは子供に専念できる方が望ましい
・入園後のルールについて
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青山学院幼稚園はキリスト教を大切にしておりますので、日曜日に教会で礼拝をして、1週間を始めてください。
聖書の言葉を紹介します。
マタイによる福音書 19章 13-15節
そのとき、イエスに手を置いて祈っていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。
しかし、イエスは言われた。「子供たちを来させなさい。わたしのところに来るのを妨げてはならない。天の国はこのような者たちのものである。」
そして、子供たちに手を置いてから、そこを立ち去られた。
ここでは、イエス様はガリラヤ湖畔で出自を語っていました。
その時、子供がイエス様の前に来ましたが、弟子たちは子供を止めようとしました。しかし、イエス様は子供を止めないように伝えました。
この聖句の意味は、子供は信じられる大人(イエス様)に身をゆだねることで安心して生きられるということです。
神様を信じることで、安心して人生を歩めます。
■青山学院幼稚園について
青山学院幼稚園は遊びを中心に保育しています。
登園すると子供たちは自分で遊びを見つけます。保育者は、子供が遊んでいる時に高い目標を持たせたり、集団で本を読んだりします。
子供の成長には、保育者だけでなく親も参加し、お弁当作りや保護者会などと連携しています。
共働きの親もいますが、送迎や保護者会に参加して子供に専念できるようにしてください。
幼稚園が終わった後は、家で過ごすようにしてください。
■青山学院幼稚園に入園したら
1,入園後は、しばらく親に幼稚園にいてください
2,毎週、教会に行くことを約束してください
3,交通は公共交通機関で送迎してください
4,他のところに預けないでください
5,オムツではなくトイレを使用してください
6,下の子は、幼稚園まで入れません(入試の公平性を保つため)
7,幼稚園から初等部に進学してください
年少・年中・年長の担任による幼稚園の様子
年少・年中・年長の担任の方が、各学年の様子を教えてくださいました。
年少→年中→年長と、成長してく過程を説明してくれました。
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■年少
4月は、新しい先生や環境に慣れることを目標にします。親と一緒に過ごす子供もいます。
初めは友人を作ることよりも、自分の好きな遊びを見つけて、保育者と一緒に楽しむ心を芽生えさせる時期です。
ある夏の日、A君はアゲハチョウの卵を観察し、羽化する様子に夢中になりました。アゲハチョウが羽化すると、A君は「神様が出てきて良いよと言ったからだ」と言いました。これは神様の与える命の大切さを知る瞬間でした。
遊びを通して、神様や他者を知り、自分の好きなことに没頭しながら友人と遊ぶようになります。年中に進級します。
■年中
1年かけて幼稚園に安心した子供たちは、年中になります。魚釣りごっこや冒険ごっこなど、様々な遊びができるようになります。
ある日、B君がソリで遊んでいましたが、うまく滑らずに困っていました。友達と一緒に試行錯誤して、最後に水を流して滑るようになりました。友達が楽しく滑るのを見て、B君は作る喜びと友達が楽しむ喜びを感じました。
保育者は子供たちを支え、友だち同士をつなげる役割を果たします。心揺さぶられる経験を通じて子供は成長していきます。
卒園式では、年中がアーチを作り、そのアーチを年長がくぐっていきました。年長を送り出し、年中は喜びを胸に年長に進級しました。
■年長
幼稚園で一番上という自覚を持ち、思う存分遊びます。
毎日、園庭で遊ぶ内容を相談し、意見が対立して遊びが中断することもありますが、保育者と一緒に解決方法を考えます。
7月の軽井沢キャンプでは、昆虫を見つけて自然の中で遊び、親と離れて自立し、友だちと遊びながら人間関係が広がっていきます。
子供たちは毎日神様にお祈りし、降誕会では各自が大切な役割を果たします。
仲間と力を合わせる中で楽しみを知り、希望を持って初等部に進学します。
初等部部長の小野先生のお話
小野先生が、青山学院初等部のことについてお話してくださいました。
・青山学院の一貫教育の特色について
・初等部で大切にしている精神『隣人を自分のように愛しなさい。』
・賜物を磨くための総合の時間について
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青山学院の一貫教育は、エスカレーターではなく、階段を1段1段登るようなイメージです。
幼稚園では自由に生活しますが、初等部では時間や科目に沿って生活します。
そのため、幼稚園と初等部の間には段差があり、初等部に進学するには努力が必要です。
初等部は「隣人を自分のように愛しなさい」という聖句を大切にしています。
マタイによる福音書 22章 39節
第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』
また、賜物を磨く訓練を行います。
総合活動の時間にアイデアを出し合い、5-6年生は15のプロジェクトを通じて学校のために活動します。
例えば、購買部の売上向上プロジェクトでは、ポイントカードを作って売上を上げる試みが行われました。
1・2年生は生活しやすい環境で、3・4年生は山小屋作りや山登り、5-6年生は海での遠泳などの活動を通して賜物を磨きます。
6年生は行事の運営も行い、約50日間にわたって賜物を活かす時間を持ちます。
このように初等部では、「隣人を自分のように愛し、賜物を使う」という教育理念が貫かれています。
事務長の中垣先生による願書の注意事項
願書を書き損じたら、二重線で訂正して修正する旨をお伝えしてくださいました。
また、幼稚園での生活や面接などの質問などは、説明会後にロビーの1階で受け付けることを教えていただきました。
説明会終了後
15:15に説明会は終了し、ロビーの1階にて質問やお話する時間を設けてくださいました。
面接での緊張を和らげるためにも、石橋主事にご質問やお話をするのが良いと思います。
説明会のまとめ
1,説明会の前に、受験当日をイメージしながら、周辺施設を確認しましょう。
2,説明会の40分前に到着して、購入した資料に目を通しておきましょう。
3,願書に記載する内容、面接で話す内容を、意識しながら、説明会の話を聞きましょう。
4,説明会後に、石橋主事などに質問やお話をして、面接時に緊張しないように心がけましょう。
説明会で願書を購入したら、願書の記入など、いよいよ受験が本格的に始まっていきます!
体調を整えながら、最高の結果を得られるように、ファイトです!
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