この記事は、青山学院幼稚園・東洋英和幼稚園・枝光会附属幼稚園を2🌸の経験者が書きましたので、お役に立てると思います。
この記事を読めば、白百合学園幼稚園の体験保育・説明会のイメージがつきます。
実際に参加したからこそわかる、白百合学園幼稚園の体験保育・説明会、また「こうしておけばよかった」という経験談もお伝えします。
この記事がおすすめな人
・白百合学園幼稚園の受験を考えている人
・白百合学園幼稚園の体験保育・説明会を事前に知りたい人
・白百合学園幼稚園の体験保育・説明会の内容を知りたい人
白百合学園幼稚園の体験保育・説明会は、何時に行けばよいのか、どれぐらい時間がかかるのか、知りたい方も多いと思います。
🤔「何時ごろに行けばよいのかしら?」
🤔「どのぐらい時間がかかるのかしら?」
🤔「どのような流れなのかしら?」
大学までエスカレーター式で進学できるのが幼稚園受験です。
そのため、幼稚園受験に向けてしっかり準備したいと思っていることでしょう。
この記事を読んで、白百合学園幼稚園の受験をしっかり準備しましょう!
説明会の持ち物やチェック項目は、「【幼稚園受験】説明会でのチェック項目 | 願書・面接のために!」の記事で確認してください。
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体験保育・説明会の日程
白百合学園幼稚園の体験保育・説明会は、2回行われ、例年7月と9月に行われます。
体験保育・説明会は、2回行われますが、内容が異なるため、どちらも参加するのが基本のようです。
※広嶋園長先生も第1回の説明会時に、第2回は内容が異なるので、ぜひ参加してくださいとおっしゃっていました
第1回の説明会は、2024年の場合、7/16(火)から7/18(木)です。
※2023年は7/19(水)から7/21(金)、2022年は7/20(水)から7/22(金)でした。
第2回の説明会は、2024年の場合、9/3(火)から9/5(木)です。
※2023年は9/4(月)から9/6(水)でした。
どちらも、母子手帳を確認されますので、受験年のお子さんのいる家庭しか参加できませんので、ご注意ください。
事前に往復ハガキで申し込みが必要ですので、白百合学園幼稚園のHPをしっかりご確認ください。
体験保育と説明会は、同時進行で進められて、体験保育にお子さんと母親で参加し、説明会に父親が参加しているご家庭がほとんどでしたので、お子さんとご両親で参加しましょう。
この記事では、第1回の体験保育・説明会について、ご紹介します。
※第2回の体験保育・説明会については、こちらの「【実録】【第2回/9月】白百合学園幼稚園の実際の体験保育・説明会の様子」からご確認ください。
体験保育・説明会は、2回行われますが、内容が異なりますので、2回参加が求められ、また両親での参加が必要ですので、ご注意ください!
体験保育・説明会の持ち物・服装
白百合学園幼稚園から、ハガキにて日程や時間、持ち物、服装について、ご連絡ありました。
持ち物
1,上靴(保護者・子ども共にスリッパは不可)
2,外袋を入れる袋
3,バッチ(ハガキに作り方あり)
4,母子手帳と送られてきたハガキ
服装
自由 ※「マスクの着用に関しては自由といたします。」と記載がありました。
服装は自由とは言いつつも、みなさんは当然のように両親もお子さんも紺のスーツやワンピースなどで来られていました。
夏ですが、父親も上着とネクタイを着用していました。
バッチの作り方
※バッチはお子さんだけではなく、お子さんの名前と年齢のバッチをご両親もつけます。
参加者の中には、ご両親の名前と年齢を記載している方がいましたが、お子様の名前を書いたバッチと作り方にありますので、ご注意ください(さすがにバッチの作り方が合否に関わることはないと信じたいですが…)
説明会の流れ(第1回の2023年7月の場合)
最初は、地下のホールで待機し、時間になったら、母親とお子さんは体験保育に移動し、父親はホールで説明会を聞きます。
説明会は約40分、体験保育は約60分ありました。
※2024年の体験保育・説明会は、一枠40分とHPにありましたので、もしかしたら2023年と内容が異なるかもしれません。
開始時間の10分前に来る旨がハガキにあります。
指定の開始時間
開始時間から5分後 母親とお子さんは体験保育に移動
広嶋園長先生による、説明会開始
開始時間から40分後 広嶋園長先生による説明会終了
開始時間から45分後 父親も体験保育に合流
開始時間から60分後 体験保育終了
体験保育・説明会の後に、質問コーナーなどはなく、広嶋園長先生とお話する機会はありませんでした。
また、第1回の体験保育・説明会では、願書の販売はなく、第2回の体験保育・説明会にて、願書を購入できました。
体験保育・説明会が始まる前
送られてきたハガキに、「受付をいたしますので、集合時間の10分前にいらして下さい。時間までは、外でお待ちいただきます。外は暑いと思われます。あまり早くいらっしゃらいないで下さい。」とあり、白百合学園幼稚園の問を様子を伺っていました。
※白百合学園幼稚園の隣には、靖國神社がありますので、早めについてしまった場合は、そこで時間を過ごしても良いかと思います。
開始時間の15分前には、門があいており、守衛さんに母子手帳とハガキを見せて、園内に入りました。
※早くいき過ぎると、門があいていないので、要注意です。
園内に入ると、先生方に誘導されながら、地下のホールで上履きに履き替えて、待機しました。
あらかじめ、白百合学園幼稚園の方でグループ分けされていて、グループの早いもの順に前から席について、待っておりました。
※第2回の体験保育・説明会では、早いもの順に後ろから席に案内されましたので、いろいろと調整があるのかもしれません。
開始時間の15分前に幼稚園に入り、ホールに向かうと、だいたい5番目ぐらいで、開始時間までにはだいたい30組ぐらい待機されていました。
体験保育・説明会の開始時間
広嶋園長先生が前に登壇され、お話を始めました。
お話を始めると、他の先生方が前方で一列になり、広嶋園長先生と合わせてハガキの到着が遅れた旨の謝罪がありました。
※第1回の体験保育・説明会の返信ハガキはなかなか届かず、人によっては体験保育・説明会の当日に届いたそうで、そのことに対する謝罪でした。
なにも先生方全員で謝罪しなくても…とは思いましたが、厳格なカトリックの幼稚園ならではなのでしょうか🤔
開始時間から5分後
謝罪が終わると、母親とお子さんは体験保育に移動し、父親は前の方に移動して、広嶋園長先生から説明を聞きました。
広嶋園長先生のお話は、40分程度でモンテッソーリについて詳細にお話してくださいました。
※広嶋園長先生のお話の内容は、最後に記載してあります。
開始時間から45分後
父親は、母親とお子さんの体験保育に合流しました。
体験保育は、いくつかのグループに分かれて、行います。
グループごとに、6つほどのお仕事(おもちゃ)があり、やり方がわからなければ、そばにいらっしゃる先生にやり方を伺いながら、お仕事をします。
両手で添えてお仕事したり、お仕事の順番を丁寧に先生が教えてくださり、いろいろと学びのある時間でした。
開始時間から60分後
体験保育も終了し、お土産としてお菓子をいただいて、グループごとに玄関まで移動して、解散となります。
お土産のお菓子は、チョコが入っている場合もありますので、お子さんにあげるときはご注意ください。
広嶋園長先生のお話
■モンテッソーリの哲学
子供はできる環境があれば何でもできます。
自立し、生涯学び続ける人を育てます。
■モンテッソーリの5つの敏感期
1,運動・日常生活の敏感期
2,感覚の敏感期
3,言語の敏感期
4,数の敏感期
5,文化の敏感期
■整った環境・遊びを用意する
1,自分で自由に選べる環境
2,やってみたい魅力
3,社会的な交流
4,子どもの発達に合わせたサポートできる大人
■教育方法
年少から年長までが一緒に過ごし、年長が年少をサポートします。
子どもたちが自分で試行錯誤して、満足いくまでお仕事をします。
■学びのサイクル
1,整えられた環境で周りを見て学ぶ
2,周りを見て、自分の意思でお仕事を選ぶ
3,手や身体を使っていろいろでき、自信と社会性が身につく
4,試行錯誤を通して、自信が付く
■発達の4段階
※☆は要注意の時期
☆幼児期(0-6歳):無意識に吸収し、必要なスキルを獲得
児童期(6-12歳):集団生活を通して価値観を学ぶ
☆思春期(12-18歳):アイデンティティを求め、感情が優先される時期
青年期(18-24歳):社会での居場所を探す
■敏感期の詳細
言語:胎生7ケ月から5歳
書く:3.5歳から4.5歳
読む:4.5歳から6歳
秩序:1.5歳から2.5歳
感覚:6ケ月から3.5歳
数:4歳から6歳
運動:6ケ月から4.5歳
文化の習得・モラル:6歳から
言語、書く、読む、秩序、感覚、数、運動、文化の習得・モラルなど、それぞれの時期に応じた敏感期があります。
敏感期に応じたサポートをする必要があります。
■モンテッソーリのポイント
1,子どもサイズ
2,美しい
3,単純でやりやすい
4,難しいポイントを1つにしぼる
5,成長につながる
6,自分で間違いに気付く
■運動・日常生活の敏感期
髪をとかす、自分で身支度をするなどの自立を促します。
モノを扱いながら身体感覚を養います。
自分をコントロールする能力を育てるようにしています。
■幼児期の目標
1,歩くこと
2,手指を使う
3,母国語を聞かせる
■教育の4つのポイント
※先生2人が生徒と先生役に分かれて、実際の教え方を見せてくださいました。
「見ててね」:ゆっくり、スローモーションで見せる
「待っててね」:最後まで待つことを教える
「もう一度するからね」:うまくできなければ再度見せる
「どうだった?」:最後に質問して、ポイントなどに気づかせる
■モンテッソーリ教育の概要
1,モノ
指を使うことが多く、モノと自分の関係を理解すると丁寧に扱えます。
体幹が鍛えられると、バケツなども上手に運べます。
日常生活の練習は家事の練習にもなり、簡単なことから始めるのが重要です。
2,感覚教育
大人の真似をしながら感覚を養います。
情報整理は感覚の敏感期に行われ、比較や分類、段階分けができるようになります。
高い音・低い音を聞き分けるには、「感覚の孤立化」として耳に集中する必要があります。
例えば、白百合学園幼稚園では、ピンクタワーというお仕事がございます。
2.5歳から3歳では、大きさの識別と3本指でのつまみ方を学びます。
この3本指というもは、鉛筆や箸を持つ指で、とても大切になります。
ピンクタワーのお仕事は3段階に分けて覚えていただきます。
3段階の覚え方
・大人が名称を教える
・子供に考えさせる
・名称を覚えさせる。
10cm×10cmの大きい積み木は子どもには重く、身体を使って運ぶことで筋力を養います。
字を書く準備として、身体全体を使うことが重要です。
3,言語教育
言語は、人をまとめ、文化を決めます。
家では、具体的な指示で言語能力を育ててください
(例:「棚から3個ちゃわんを持ってきて」「箸を2膳持ってきて」)
※言語のおもちゃは、9月の第2回体験保育・説明会で紹介します。
※第2回の体験保育・説明会については、こちらの「【実録】【第2回/9月】白百合学園幼稚園の実際の体験保育・説明会の様子」からご確認ください。
4,数教育
数に対する欲求が2.5歳で現れます。
数字の読み方や感覚を養い、ビーズで遊びながら概念を学びます。
ビーズを使って、数の合成や減算の概念を実感させます。
5,文化教育
文化教育では、地理、歴史、植物、宗教などを教えます。
他国のことを知りたいという好奇心を育てます。
年長になると、他国についての知識を持ち、知的好奇心が広がってきます。
■最後に
モンテッソーリ教育は、子供の敏感期に合わせた環境を整え、自立心と学びの喜びを育むことを目指しております。
言語や数、文化の教育を通じて、子供たちは多様な知識とスキルを獲得します。
今回お話しできなかった内容は、第2回の体験保育・説明会で詳細をお話しします。
説明会のまとめ
1,体験保育と説明会の両方に参加するために、両親とお子さんで参加しましょう。
2,体験保育・説明会の10-15分前を目安に、白百合学園幼稚園に向かいましょう(早すぎると門があいていません)
3,願書に記載する内容、面接で話す内容を、意識しながら、説明会の話を聞きましょう。
白百合学園幼稚園は、説明会だけではなく、体験保育も行っておりますので、受験しない方でも、練習や経験を積むと思って、参加しても良いと思いました。
また、説明会も白百合学園幼稚園の説明というよりは、モンテッソーリの説明がほとんどですので、子育てについて考える良い機会にもなるかなと思います。
※第2回の体験保育・説明会については、こちらの「【実録】【第2回/9月】白百合学園幼稚園の実際の体験保育・説明会の様子」からご確認ください。
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