【理系でもわかる】【資産形成】株式制度・投資について

【株式投資】
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はじめに

年金制度問題や老後2000万円問題など、退職後の資産がクローズアップされることが多くなってきました。
「投資形成」を検索すると、「株式制度」「投資」などがヒットします。

株や投資の話をすると、
「投資とか、株式っていうと、リスクがあるんじゃないの?」
「なんか怖いイメージがあるんだけど・・・」
「だまされるんじゃないの?」
「すでにお金を持っている人が投資とかをするんでしょ?」

というように考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私もそのようなイメージを持っていましたが、興味があって勉強したところ、上手に運用すれば、資産を管理できるということがわかりました!
なので、株式や投資での資産形成を紹介していきたいと思います。

この記事では、「株式会社の仕組み・役割・株式投資の魅力について」を紹介します。

株式会社の仕組み・株式投資のポイントについて

経済活動について

経済活動とは、資源を上手に使って暮らしを豊かにすることです。

経済活動の主体は3つあります。
家(家計)、国・自治体、会社の3つです。
家(家計)、国・自治体、会社が経済の主体となり、しっかりと融通しあうことで、暮らしや経済が成り立っています。

家(家計)は、給料をもらい、暮らしに必要なモノを買いつつ、将来に対して備えをします。
国・自治体は、国民に安心な暮らしを支え、インフラなどを整備します。
会社は、生活に必要で便利なモノなどを作ったりして、利益を出して社会を豊かにします。

家(家計)を回すことで、あなたの生活が支えられています。
これが経済活動の仕組みです。

金融の仕組み

金融とは、お金が余っているところから、お金が足らないところにお金を融通する仕組みのことです。

会社が事業を始めるときに、資金が必要になります。
その資金を集めるための方法は、間接金融と直接金融の2通りあります。

間接金融
預金者は銀行を選べますが、会社を選ぶことはできません。(直接会社を選べず、銀行が選んだ会社に間接的にお金が渡ります)
会社が倒産したとき、銀行が損失を負います。(銀行に預けたお金は元本保証されます)
直接金融
証券会社を通して、投資者は会社を選ぶことができます。(直接会社を選べます)
会社が倒産したとき、投資者が損失を負います。(元本保証されません)

直接金融でお金を集めるのは、株式会社からすると資金調達となり、投資家からすると資産運用となります。

株式投資のポイントについて

株式投資のポイントは4つあります。

  1. 売買益
  2. 配当金(インカムゲイン)
  3. 株主優待
  4. 株主総会への参加
1,売買益
株価は値上がりすると、値上がり益(キャピタルゲイン)が出ます。
※株価が1000円→1200円になると、200円分の利益ができます。
そのため、株価の上がりそうな会社を探すことがポイントになります。
企業の利益が上がれば、株価も上がる可能性が高くなります。
ただし、どの会社が値上がりするかはわからず、株価は値下がりする可能性もあります。
2,配当金(インカムゲイン)
企業の利益をシェアしてくれるのが配当金です。
配当利回りとは、一株当たりの年間配当金を、現在の株価で割って求められ、下記の計算式で計算されます。
配当利回り=(1株あたりの年間の配当÷現在の株価)×100

現在の東証1部上場企業の配当利回りは、平均1.89%となっております。
参考までに、三菱UFJの定期預金利回りは0.002%で、普通預金利回りは0.001%です。

3,株主優待
上場会社のうち約1,500社が株主優待を実施しています。
※すべての会社が実施しているわけではありません。
例:自社製品、買い物券、食事券、カタログギフト、施設利用、クオカード、図書カードなど
4,株主総会への参加
株主は会社の所有者ですので、株主総会に参加して、質疑や議決に参加する権利があります。
株主総会に出席し、経営者の抱負を知り、質疑応答などができます。
※注意点
配当・株主優待は、毎月付与されるものではありません。
会社の決めた日(基準日)に、株主になっていることが必要です。

※基準日とは
基準日は、配当金や株主優待などを受け取る株主が決まる日です。
そのため、配当金や株主優待などの権利を受けるためには、基準日に株主でないといけません。
基準日に株主でいるためには、2営業日前に株を購入しないといけません。

配当金について

配当金は企業のIRや決算短信にて予想されます。
下記は三菱UFJフィナンシャルGの決算短信の抜粋です。

配当金は、第2四半期末に12.5円、期末に12.5円で、年間合計25.0円です。
2019年9月25日(権利付最終日)の株価は、約560円でした。
そのため、配当利回りは、約4.464%(=25.0円÷560円×100)となります。
※配当利回り=(1株あたりの年間の配当÷現在の株価)×100

まとめ

株式投資と聞くと怖いイメージがあったかと思いますが、しっかり学ぶことで株を味方につけることができます。
資産運用をする上で、株式投資は試してみやすいと思います。
まずは小額から初めて、慣れてきたら金額を増やしていくことをお勧めします。

次回は、株式投資を始める上で知っておくべきことを記事にしようと思います!

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