【薬剤師が教える】塗り薬の比較/メリット・デメリット【軟膏・クリーム・ローション】

【おくすり相談】
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はじめに

どうも薬剤師のNOVO(ノボ)です。
今回は、外用薬の剤型のお話をしたいと思います。

同じ塗り薬でも、軟膏、クリーム、ローションなどがありますが、どのように違うかご存じでしょうか?
リンデロン-VGでも、3種類のお薬があるんですよ!
例:リンデロン-VG軟膏 / リンデロン-VGクリーム / リンデロン-VGローション

薬局で塗り薬をもらっていても、なんとなく使っている方が多いのではないでしょうか?
お医者さんは意図をもって、塗りす薬を出していますので、理由をわかって使っていただけるとより効果的ですね!

今回は、塗り薬の剤型について、説明したいと思います。

この記事でわかること

  • 外用薬(軟膏・クリーム・ローション)の特徴がわか
  • 外用薬(軟膏・クリーム・ローション)のメリット・デメリットがわかる

塗り薬の剤型

軟膏

塗り薬を思い浮かべて、最初に出てくるのが軟膏ではないでしょうか?
皮膚の保護作用があり、皮膚への刺激性が少ないく、傷やじゅくじゅくした皮膚の上にも塗ることができます。
保湿性に優れていますが、その反面、べたつき感があります。

保湿機能/保護機能 ○
使い心地 ×(べたつきやすい)

ローション

使用感が良く、良く伸び、サラサラしています。
一番使用感が良い反面、持続時間が短く、物足りなさを感じることもあります。
即効性にすぐれるので、かゆみ止めや痛み止めによく使われます。
傷がある場所に塗ると、痛みや刺激を感じますので、注意してください。

保湿機能/保護機能 ×
使い心地 ○(サラサラしている)

クリーム

クリームは、軟膏とローションの中間のイメージです。
軟膏と比べて伸びが良く、あまりべたべたしません。
ローションよりも、刺激は少なめです。
逆に言うと、ローションよりは伸びず、軟膏よりは刺激があります。

保湿機能/保護機能 △
使い心地 △


おわりに

今回は、塗り薬の剤型について、記事にしてみました。

塗り薬の特徴を知っておくと、より効果的に塗り薬を使えると思います!

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