
この記事は、青山学院幼稚園・東洋英和幼稚園・枝光会附属幼稚園を2🌸の経験者が書きましたので、お役に立てると思います。
この記事を読むと、実際の受験経験から得た「写真撮影の工夫ポイント」を知ることができます。
幼稚園受験を経験したからこそわかる、具体的なアイディアをお伝えします。
はじめての幼稚園受験で、スムーズにいく人は少ないと思います。
🤔「よい写真が撮れない・・・」
🤔「すこしでも工夫をしたい」
🤔「どうしたら落ち着いて写真を撮れるかしら?」
幼稚園受験は、有名大学の附属校などに入園し、そのまま大学までエスカレーター式で進学できる可能性があることから、早期の進路選択として注目されています。
そのため、幼稚園受験に向けてしっかり準備したいと思っていることでしょう。

この記事を読んで、幼稚園受験の写真撮影に向けて準備しましょう!
写真撮影の時期・時間帯
撮影時期のおすすめは、7月ごろです。
8月や9月では、願書の作成など、受験に向けての準備が忙しくなってきますので、余裕のある7月中に撮影を終えておくと安心です。
また、日焼けを避ける意味でも7月の撮影がベスト。
お子さんの機嫌がよい「午前中の早い時間帯」に撮影すると、自然な表情を引き出しやすいです。
希望の日程・時間で写真を撮るために、5月か6月ぐらいには、写真撮影の予約をしておきましょう。

早め早めに準備しておくと、後が楽になりますよ!
後ろにゆとりがあれば、願書や面接対策にも、もっと力を入れられますので!
受験写真の基本ポイント
願書は、幼稚園がご家庭を初めて知る大切な書類です。
そのため、願書の写真と当日の印象にギャップがないことがとても重要です。
受験用の写真は、受験の日に向かう服装で、受験の日にする髪型で、写真を撮りましょう。
たとえば、下記のような場合ですと、印象が異なってしまいます。
・写真はおかっぱで、受験では三つ編み
・写真は髪を下ろしていて、受験ではハーフアップ
・写真は日に焼けていて、受験では色白
・写真は紺色のスーツで、受験ではグレーのスーツ

実際に受験に向かう服装・髪型で、写真を撮りましょう!
写真撮影前の準備
よい受験写真を撮るために、事前の準備も欠かせません。
縦長・横長・正方形などで、撮り方が変わることもあるそうです。
そのため、以下のことを事前に把握して、決めておきましょう。
・志望園の願書写真サイズ(縦長・横長・正方形など)を確認
・受験当日の服装・髪型を家族全員分決めておく
願書の写真のサイズは、例年では下記のようになっていました。
青山学院幼稚園 | 白百合学園幼稚園 | 東洋英和幼稚園 | 枝光会附属幼稚園 | |
家族写真 | 縦8cm×横12cm | 縦9cm×横12cm | L版程度 (縦9cm×横14.5cm以内) | なし |
本人写真 | 縦7cm×横5.5cm | 縦4.5cm×横4.5cm | 縦4cm×横3cm | 縦7.5×横5.5 |
写真を上手に撮るための工夫
幼稚園受験の写真撮影を相談したときに、写真館の方から、アドバイスをいただきました。
※準備がなくても良い写真を撮ってくれるそうですが、準備しておいたら、なお良いそうです。
ニコニコの練習
受験写真では、お子さんはお目目はパッチリで、お口を閉じて歯を見せず、にっこりするのがよいです。
そのため、お家で鏡を見ながら、ニコニコの練習をしてみましょう。
踏み台に立つ練習
写真撮影では、両親は椅子に座って、お子さんは踏み台に立つことが多いです。
そのため、お子さんが踏み台に立つ練習をしておくと良いそうです。

ゆとりがあったら、練習してみましょう!
だいたい20cmぐらいの踏み台でした!
お気に入りのアイテム
お気に入りのぬいぐるみやおもちゃを持参して、緊張を和らげましょう。
お子さんは小さく、どうしても場所見知りなどをしてしって、緊張した写真になってしまいます。
その緊張をほぐすために、大好きなぬいぐるみやおもちゃを持って行って、楽しく写真撮影に臨みましょう。

安心感が出て、自然な笑顔が生まれやすくなりますよ!
おかし・飲み物の準備
お子さんがおなかが空いてしまったときや、喉が渇いてしまったときに、サッとおかしを食べたり、飲み物を飲んで機嫌を取りましょう。
ただし、ずっとおかしばかりを欲しがられても困ってしまいますので、個包装のおかしを小分けにして、持っていくのが良いと思います。
ただし、写真館によって持ち込みルールが異なるので、事前に確認しておきましょう。
写真の背景色の選び方
写真館で写真を撮る場合、背景色をいろいろと選べます。
グレーや水色、黄色、ピンクなど、いろいろな種類があります。
何色だから受験にふさわしくないということはないので、きちんと写真が映える色を選びましょう。

背景色を決めかねる場合は、写真館の方に相談してみましょう!
ご兄弟の服装
お兄さま・お姉さまの服装
お兄さま・お姉さまが、受験する園と同じ園に通っている場合は、制服で撮影しましょう。
お兄さま・お姉さまの学校と、別の幼稚園を受験する場合は、お兄さまは白無地のシャツ・ポロシャツ、お姉さまはワンピースがおすすめです。
別の学校の制服で写ると、面接時に誤解を招くケースもありますので注意しましょう。

とある幼稚園で、お姉さまが別の小学校の制服で写真に写っていた時に、「そちらの幼稚園に行かれては、いかがですか?」と親子面接で言われた方もいらっしゃるそうです・・・
もちろん、その方は落ちてしまいました・・・
赤ちゃんの服装
白にこだわらず、淡い水色・ピンク・パステルカラーの服装で大丈夫です。
ファミリアのロンパースに、かわいらしい靴下を履かせて、清潔感のある装いがおすすめです。
おすすめの写真館
幼稚園受験の写真は、「伊勢丹写真室」がおすすめです。
「伊勢丹写真室」では、経験豊富なカメラマンさんがいらっしゃいますので、とてもおすすめです。
ぬいぐるみをつかって、子どもを喜ばせながら、楽しく撮影してくださいます。
また、スカートの丈を伸ばしてもらったり、三つ編みの調整をしてくださったり、服のシワ・シミを消してくださったり、いろいろな微調整を、丁寧にしてくださいます。

わが子がスタジオに入れないときに、ぬいぐるみであやしてくれて、とても良い写真を撮ることができました!
写真館が難しい場合は…
写真館にお子さんが入れない、お子さんがずっと泣いてしまって写真を撮れない・・・
そのような場合は、スナップ写真で対応しましょう。
日にちを変えたり、時期を変えると写真が撮れることもありますが、願書提出のギリギリまで写真が用意できないと、期限に追われて心中穏やかではいられません・・・
そこで、万一の保険として、スナップ写真を撮影しておきましょう。
お家の白い壁の前で、スナップ写真を準備しても良いですし、公園の噴水前など、自然光が入る明るい場所で写真を撮ってみてください。

子どもは、なかなか思うとおりに動いてくれませんので、もしもの時の保険として考えておきましょう!
写真撮影のまとめ
幼稚園受験の写真撮影は、単なる「願書の一枚」ではなく、ご家庭の印象を伝える大切な第一歩です。
服装や髪型、撮影時期などを丁寧に準備することで、写真からも「落ち着き」「清潔感」「ご家庭の雰囲気」が自然に伝わります。
早めに計画しておくことで、当日も心にゆとりを持って臨むことができ、撮影そのものが思い出深い体験になります。
小さな工夫の積み重ねが、お子さまの笑顔とご家庭の温かさをより美しく残すことにつながります。

一生残る大切な写真ですので、ぜひ納得のいく一枚を残してください!
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