「2030年の世界地図帳」のまとめ【⑤教育について】

【本の要約】

はじめに

「2030年の世界地図帳」を読むと、SDGsのことだけではなく、過去・現在・未来の推移が見えてきます。
より良い未来・より良い日本をつくるためにも、本書が役に立つのではないでしょうか!

それでは、今回はP179の「教育」をまとめていきたいと思います。

教育について

インターネット以後の開かれた教育は格差を打ち破るか

SDGsの目標4に「質の高い教育をみんなに」とありますが、日本の教育は国際的に高い評価を得ています。

下記の3つ理由から、高い評価を得ています。

  1. 全国民への義務教育の提供
  2. 100%に近い識字率
  3. 15歳以下の子どもの学力の高さ

しかし、大学進学率などを日本国内で相対的に見た場合、多くの問題が出てきます。
大学進学率は家庭の年収と強い相関関係があります。
年収400万円以下の家庭の大学進学率は31.4%前後に対し、1000万円以上の家庭では62.4%と約2倍の差があります。
日本は先進国の中でも教育の私費負担の割合が高く、経済的な格差が学歴に反映されやすくなっています。

この状況を改善するきっかけになりそうなのが、近年のe-ラーニングです。
インターネットを通じた学習サービスには、さまざまな事業者が参入しています。

■MOOC (Massive Open Online Course)
誰でも無償で大学の高等教育を受けれるサービスです。
ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学、東京大学が提供しています。
さまざまなプラットフォームがあります。
JMOOC (https://www.jmooc.jp/)
Coursera (https://www.coursera.org/)
edX (https://www.edx.org/)
Udacity (https://www.udacity.com/)
FutureLearn (https://www.futurelearn.com/)
Khan Academy (https://www.khanacademy.org/)
スタディサプリ
日本の予備校や学習塾の文化を生かしたアプリです。
巧みな話術と豊かなアクションを駆使して、魅力的な講義を展開しています。
N高等学校
2016年に設立された通信制の高校です。
インターネットを通じて授業や課題の提出を行う「ネット高校」です。
VRデバイスをつくったバーチャル入学式でも話題になりました。

インターネットコミュニティの魅力として、地域性や年収・年齢の区分を超えた多様な価値観に触れられる魅力があります。
無料や安価なサービスのため、教育格差を改善するシステムとして、注目されています。

まとめ

技術的な環境要因のもたらす変化は、常に新しい実験的教育を生み出しています。
インターネットの普及により、教育格差がなくなり、どんな人でも教育を受ける権利を行使できる環境が求められています。

次回は、「アフリカの貧困地域のために何ができるのか」を記事にしようと思います!


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