はじめに
新型コロナウイルスでどうなる?インバウンド市場 [コラムvol.415]
新型コロナウイルスの影響で、日本に訪問する外国人旅行者が減っていますよね・・・
GDPも減ってしまうし、日本はどうなるんだ・・・
GDPの減少については、下の記事もチェックしてみてね。
【ニュース】各国のGDP損失を理解しよう!
訪日外客数をグラフにしてみました。
出典名:日本政府観光局(JNTO)

2020年2月の訪日外客数は約108万人で、2020年1月と比較すると半分以下に落ち込んでいます。
(2020年1月の訪日外客数は、約266万人)
訪日外客数は2011年の震災の後から、基本は右肩上がり増加し、インバウンドビジネスの市場規模も年々増加していきました。
そのため、訪日外客数の急な減少で、需要が急速に減少してしまいますね・・・
でも、ちょっと待って・・・
インバウンドビジネスって、なんだっけという人のために、今回はインバウンドビジネスを説明していきたいと思います。
インバウンドビジネスのとは
インバウンド・・・内向きに入ってくる
「内向きに入ってくる」から、日本の中に入ってくる訪日外客人をターゲットしたビジネスのことを意味します。
つまり、訪日外客人から利益を得るビジネスのことですね。
旅行で日本を訪れる外国人が宿泊するホテル業界や、中国人の爆買いに象徴される小売業界などがあります。
また、訪日外客人が日本の情報を調べる上で、欠かせないのがインターネットですね。
なので、訪日外客人向けのインターネットサービスもインバウンドビジネスのひとつになります。
インバウンドビジネスを成功させるために
インバウンドビジネスは、訪日外客人をいかに取り込むかが求められるので、訪日外客人のニーズを把握することが大切です。
訪日外客人のニーズを満たすために、下記のことが考えられます。
- インターネットにいつでもつながるようにfree Wi-Fiを整備する
- キャッシュレスに対応して外貨両替の手間を減らす
- 多言語向けのWebサイトの構築する
訪日外客人に対応するためにコストがかかりますが、日本は少子高齢化で人口減少があるため、観光業を続けるためには、訪日外客人を取り込むことが望ましいのでしょう。
インバウンドビジネスの事例
インバウンドビジネスの事例、つまり訪日外客向けのビジネスの事例を紹介したいと思います。
- ドン・キホーテ
- マツモトキヨシ
【インバウンド対策】
・キャッシュレスの対応
・免税対策
・free Wi-Fiの整備
免税やキャッシュレス、free Wi-Fiの対応を進めて、訪日外客を取り込むことに成功しました。
- 岐阜県
- 香川県
- 佐賀県
【インバウンド対策】
・コアな親日の観光客のリピートを増やす
・動画やMAPなどでPR
・映画やドラマでPR
・訪日外客向けのレストラン
・free Wi-Fiの整備
地方自治体が訪日外客を取り込むには、PRが重要になりますね。
また、地方自治体に訪れたい観光客は、親日の方が多いと予測し、リピーターを獲得しようと対策したことがステキですね。
まとめ
新型コロナウイルスの影響で、訪日外客人の数が減っていて、観光業は厳しい時期ですが、新型コロナウイルスの影響が収まったら、ぜひ外出や旅行などで日本を盛り上げていきたいですね。
このニュースが、読んでいただいた方に役立つことを願います!
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